ネットスプリングの認証アプライアンスサーバ「AXIOLE」が最新版、Ver.1.10に 複数AXIOLE(LDAP)間のID管理連携機能を強化、「LDAPデータ反映」を提供 「Shibboleth IdPオプション」機能も追加 |
![]() 株式会社ネットスプリング |
株式会社ネットスプリング(本社:東京都港区、代表取締役社長:西武 進)は、主力製品であるLDAPベースの認証アプライアンスサーバ「AXIOLE(アクシオレ)」に、主としてAXIOLE間の連携機能を強化した最新版Ver.1.10を開発、本年Q4に出荷を開始します。この機能追加により、企業の複数拠点や大学の各キャンパスに分散配置されたAXIOLEおよび一般的なLDAPサーバへのユーザデータ反映機能として「LDAPデータ反映」が提供されます。同時に、学術教育研究機関向けに、異なる組織間でのシングルサインオンを実現するShibbolethのIdP機能(6月20日付け報道発表)もオプション機能として本バージョンのファームウエアに提供されます。 ∇ 複数の拠点や部門に配置されたAXIOLE間のメッシュ型の統合運用が可能 今回のAXIOLEの新バージョンでは、複数分散配置されたAXIOLE間でのユーザデータ反映機能が実装されました。これにより、本社・工場、国内・国外と分散配置されたID管理システムをメッシュ型に統合し、有機的に運用することが可能になります。 |
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各々の拠点においてAXIOLE上で登録されたユーザアカウントを、ローカルのAXIOLEにも重複して登録する仕組みにしたことにより、ローカルでの認証を素早く行うことが可能です。AXIOLE毎のマスタとスレーブの関係ではなく、ユーザアカウント毎のマスタとスレーブによるユーザデータ反映の機能を実現します。 企業を例にすると、本社では、本社スタッフ全員および工場の管理職や必要な一部スタッフのユーザIDのみを登録し、工場では、工場スタッフ全員と本社でその工場に関連するスタッフのIDのみを登録し、各ユーザ毎のマスタのAXIOLEで更新をかける形態になります。この仕組みによりID管理は各拠点で行いながら、全体としては管理を統合し、認証はローカルのAXIOLEで迅速に行うことができます。災害対策として、複数のAXIOLE間で全て同一のユーザアカウントを登録する形態も可能です。 このID管理連携機能は、AXIOLE同士に限らず、他のLDAP間におけるユーザデータ反映も可能です。 |
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![]() ● AXIOLEおよびLDAP間ユーザデータ反映機能 ▪ AXIOLEからの1対1および1対Nのユーザアカウント反映機能 — 1ユーザアカウント当たり最大5個まで反映可能 — ユーザ毎に反映先を設定可能 ▪ AXIOLE・他LDAP間の反映もサポート ▪ AXIOLE→AXIOLE→ADの多段反映も可能 — 反映先の最大登録数は10個 ● その他の機能拡張や修正 ▪ POSIXグループの登録数増大(1,000個) ▪ アクセス制限登録数増大 ▪ その他修正改善
● Shibboleth IdPオプションの機能追加 【AXIOLEの特長・機能、およびオプション機能について】
販売価格(税別・メーカ希望価格):990,000円(AXIOLE 1000ユーザ版)より
AXIOLE製品ホームページ https://www.axiole.jp/ 【本リリースに関するお問い合わせ】株式会社ネットスプリング |