認証アプライアンスサーバ「AXIOLE」が、Google Appsと直接連携 新クラウド連携オプションを提供 |
![]() 株式会社ネットスプリング |
株式会社ネットスプリング(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 最高経営責任者 西武 進、以下:ネットスプリング)は、LDAPベースの認証アプライアンスサーバ「AXIOLE(アクシオレ)」の最新版V1.7を2月22日より出荷開始します。今回のバージョンでは、主にAXIOLEのクラウド連携(Google Apps連携)オプションの機能追加を図りました。この機能追加により、Google AppsとのID同期機能が利用可能となります。その他にも標準機能追加としては、AD/LDAPプロキシ等の連携サイト数の増強を図りました。また、CSVによるエクスポート機能の追加やパスワード再発行機能の高度化その他を実装し、より便利なIDMアプライアンスとして大幅な機能強化が図られています。 ∇ クラウドコンピューティングとのAXIOLE連携がより容易・迅速化急速に拡大しつつあるクラウドコンピューティングの利用に際して、現行のローカルシステムとの連携が求められています。ローカルシステムでアカウントID統合化の流れが強まる中、セキュリティ管理やユーザの利便性を含め、クラウドコンピューティング利用とのシームレスなアカウントの統合管理およびその運用システムが求められてきています。 これを背景に、Google AppsとLDAP系アプライアンス型の認証サーバAXIOLEを直接連携させ、クラウドコンピューティングの導入および現行ローカルシステムとの並行運用を迅速に展開したいとする要望が益々増大してきました。 今回のシステムでは、AXIOLE上に搭載するGoogle Apps連携オプションにより、AXIOLEに登録されているアカウントとGoogle Appsのアカウントを同期する機能が提供されます。これにより、システム管理者は、AXIOLEでのアカウント管理を行うだけで、容易にGoogle Appsをユーザに提供することができ、ローカルシステムとクラウドコンピューティングのアカウントを一元管理することが可能になります。 Google Apps連携オプションは、AXIOLEの新規導入時のみならず追加での機能アップも可能です。 ![]() ∗ ¹ Google Apps Googleが提供するコストも手間も省いた新しいホスティング型アプリケーションサービス。独自のドメインで Gmail、Google カレンダー、Google トークのアカウントをユーザに提供できたり、Docs & Spreadsheets でオンラインの文書管理、ファイル共有やリアルタイムに同時編集ができるなど、スムーズなコラボレーションが可能。 ∗ ² LDAP(Lightweight Directory Access Protocol) インターネットやイントラネットなどのTCP/IPネットワークで、ディレクトリデータベースにアクセスするためのプロトコル。ディレクトリサービスとは、ネットワークを利用するユーザのメールアドレスや環境に関する情報を管理するサービスのことで、ユーザ名からこれらの情報を検索することができる。 |
∇ 連携の概略図 |
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![]() ネットスプリング社のGoogle Appsと連携可能なネットワーク認証アプライアンスサーバ「AXIOLE」の提供開始を心より歓迎いたします。「AXIOLE」がGoogle Appsと連携することにより、中小企業や中小規模の教育機関へのクラウド導入がさらに加速するものと期待しております。
![]() ネットスプリングは広島大学で開発された学内向けのネットワーク認証ソフトウェアを元にLANアクセス管理アプライアンス「FEREC」を開発・販売してきました。昨今の情報セキュリティ市場の伸張に呼応し、2008年9月時点で、FERECは大学セグメントにおける導入率13%を超えるまでに浸透しました。FERECの導入が高まると共にネットワーク認証(ID管理)のオープン化や統合化要望が増加し、ID管理としてLDAPベースの認証サーバのニーズが顕在化し、それらの要望に対応するためにオールインワンのアプライアンス型のネットワーク認証装置「AXIOLE」を2006年11月より販売開始しました。 AXIOLEは日本語Web画面から設定・管理を非常に簡単に行うことができるLDAP認証サーバです。LDAPサーバ構築に必要なディレクトリやスキーマの設計といった煩雑な作業はあらかじめAXIOLEで用意してあり、その上LDIF、CSV、UNIX Password形式でのユーザデータのインポートも可能なため、導入後、直ちに本格運用に入ることが可能です。またアプライアンス製品ですので、煩わしいOSメンテナンスも不要で、AXIOLEではWeb画面からのファームウェア更新を行うだけです。また、AD(ActiveDirectory)とのアカウント同期機能も提供しています。2009年5月にリリースしたAXIOLE ファームウェアVer.1.5においてLDAPスキーマオプションの強化版を汎用システムとの連携向けに提供し、そのスキーマ拡張機能により多くの認証クライアントに対応することが可能になりました。現在、AXIOLEは、ID管理の必要性の増大と共に大学・高専等の文教分野だけでなくデータセンターや工場等での企業におけるID管理、また、リモートアクセスID管理用としても広く導入されてきています。 AXIOLE本体標準販売価格:990,000円(税別)より(AXIOLE 1000ユーザ版)。∗ ¹ ∗ ² ∗ ¹ 初年度のAXIOLEライセンス費用ならびに保守費用を含む ∗ ² LDAPスキーマオプション698,000円は別途
AXIOLEクラウド連携オプション(標準販売価格) 株式会社ネットスプリング |